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Interview 07

世界に誇れる伊勢海老を届けながら、インターナショナルISTからグループ全体を盛り上げていける事業にしていきたい

宮下 インターナショナルIST
営業部

一匹一匹毎日確認。これが伊勢海老の品質を保つ秘訣ですね。

営業と仕入れ業務を兼任されているとのことですが、どのようなお仕事をされていますか?

宮下:朝は6時に出社して、市場関係のお客様に商品を配達しています。会社に戻ってきてからは海老、アワビ、オマール海老などが元気であるか毎日チェックしています。その後は営業のメールチェック、注文を受けたり、メールを返信したりすることを主に午前中はしてます。

水槽全部を回って海老の1匹1匹の状態を見ているんですか?

宮下:そうです。12槽の水槽があり、そこにエビなどサイズを分けて入れています。全て弱っていないか、死んでないかを毎日チェックする必要があります。

そういった内容はどこで勉強したり、知識を得たりしたんですか?

宮下:最初は本当に全然分からなかったんですが、やっていくうちに、この海老が強いか弱いというのは、物を触れば分かるようになってきました。逆に触らないと分からないので、全部ちゃんと触って、どれぐらい力があるかと確認しています。

伊勢海老のクオリティや品質に携わっているんですね。

宮下:そうですね、やっぱりお客様には品質の高い元気なものを出せるようにしたいです。

自分の力を発揮して会社にもっと貢献したいと思い、今の業務に異動希望を出しました。

働くきっかけは、お兄さんがこの会社で働かれていたからでしょうか?

宮下:そうですね。高校時代は野球をしていたんですよ。高校3年生の最後の試合が終わって、就職先を探しているときに、当時中納言の銀座店で副店長をしていた兄から、中納言を勧められました。兄からは中納言のいいところを聞いていたこともあり、入社したいと思いました。

実際に入社してみてどうでしたか?

宮下:高校の野球の練習がすごく厳しく、上下関係も厳しかったこともあり、会社に入ったときは体力的にもしんどくなかったですし、精神面的にもこの会社ならやっていけるなという気持ちではありました。

逆に入ってみて楽しかったことや、やはり自分に合っているなと思ったことはありますか?

宮下:人と話すのが昔から結構好きだったんです。その面もあって僕のお父さんとかお母さんとか、おじいちゃんおばあちゃんぐらいの年齢のお客様には逆にすごくかわいがってもらえました。

インターナショナルISTの業務に関わられてから2年ということでしたが、それ以前は店舗で働かれていたんですか?

宮下:そうですね。店舗では店長までやらせてもらいました。その時にCSTホールディングスができて、社長から今後の会社の展望について話がありました。インターナショナルISTの事業は今後伸ばせるんじゃないかという期待があり、インターナショナルISTのために貢献したいと思ったので、自分から異動希望を出しました。

仕事のやりがいとして、やっててよかったな、この仕事続けたいな、面白いと思うのはどんなところですか?

宮下:どこまでいってもやはりお客様商売なので、新しいお客様ができたり、そのお客様と仲良くなったりできたときに、やりがいを感じています。新しい人との出会いが、売上につながったり、新しい商品が生まれるきっかけになったりもします。お客様との親密性やお客様と一緒に仕事を作り上げていくことに、すごくやりがいを感じますね。

仕事で苦労したことやうまくいかなかったことはありますか?

宮下:全然ありますよ。お客様との商談のときでも、自分の思うようにならないことも多々あります。使ってほしい商材と、お客様が求めてる商材が合わないときや、値段が合わないときもあります。そういうことには日々苦労しています。

周りの人に支えられながら知らないことを吸収して成長できました。

この会社に入ってから自分が一番成長したことや、自分は成長中だなと思うところを教えてください。

宮下:僕は知らない世界に飛び込むのが好きなタイプなんです。今まで自分がやってきたことが他で通用するかという視点を大事にしています。実際に中納言からインターナショナルISTに異動した人は何人かいますが、その中で僕みたいに自ら行きたいと言った人は多分いないと思いますね。会社の中でもいろんなことをやらせてもらえている方だと思います。その都度、自分の考え方が通用するのか、正しいのかということを常に自分に問いながら、いろんな仕事をするようにしています。 成長という部分でも「自分が知らないことを知る。知らないことが恥ずかしい」という言葉を社長がよくおっしゃるので、それを僕も意識しながら動いています。知らないことを減らすように日々努力をしています。

新しく入ってくる人にこんな成長をしてほしいだったりとか、こんな成長ができるみたいな推しポイントを伝えるとするとどんなことがありますか?

宮下:古い考えですが僕は成長って他人にさせてもらうんじゃなくて、自分でするもんだと思っています。ただ、成長しやすい環境というのはやはりあると思うので、この会社はそれは整いつつあると思います。人事部がいたり、いろんな研修があったり、先輩との距離が近かったりなど。やはり何でも聞きやすい環境は大事だと思います。
上下関係はあるんですけど、そこにプライドとかはない会社だと思っています。新しく入ってきた子でも、中途で入ってきた人でも、馴染みやすい会社ではあると思います。

今まで支えてもらっていた分、恩返しができるような事業に成長させていきたいですね。

今後事業をどんなふうにしていきたいといった戦略やビジョンはありますか?

宮下:今までインターナショナルISTは、中納言のレストランに伊勢海老を卸して売上を作っていて、中納言にカバーしてもらっていた部分があったと思います。
次は僕たちが中納言以外の一般のお客様への売上をしっかり作って、逆に中納言を支えていけるような会社になりたいと思っていますし、もうすぐなると思います。それは売上だけでなく、仕入れや荷物を店舗へ運ぶ業務的な部分でも、支えられていた側から支える側にしっかり逆転していきたいなと強く思っています。

具体的に未来に向けての計画はありますか?

宮下:今までしてなかった輸出事業に踏み出しているところで、年内にはしっかり形にしたいと思っています。形になれば売上の規模もすさまじく増えるので、中納言も超える勢いで、売上を作っていきたいと思っています。あとは中納言以外の一般のお客様向けでは卸しや、直接レストランや旅館さんなどへ販売しています。今も全国に向けて販売しているんですが、日本各地の細かいところまでお届けしたい、さらには世界まで飛び立っていきたいと考えています。

世界への展開としてはどのあたりの地域ですか?

宮下:アジアですね。まずはアジアからスタートして、アメリカやヨーロッパまで行くのはやはり難しいですが、僕が生きてるうちにはできたらいいなと思っています。

探究心のある後輩たちにいろんなことを伝えられる存在になりたいですね。

今後どんなふうな人に成長していきたいですか?

宮下:売上はもちろんですが、自分の給料は自分で稼ぐという考えが軸になっています。さらに他の社員から「あんな人になりたいな」と憧れられる存在になりたいです。

取り扱っている商品で他社に負けない強みはありますか?

宮下:やはり伊勢海老に関しては日本一の取り扱い量なので、ここは今後も死守していくべき内容ですね。日本一であったり世界一のものをしっかり作っていきたいなと思っています。

これから入ってくる方に向けてのメッセージはありますか?

宮下:知らない世界に飛び込むこと。そこをしっかり追い求めて、何でも挑戦してほしいです。

一緒に成長できる仲間を募集しています!

Let’s
grow together!
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